悪質な副業か、それとも良質な副業か。それを見極めるためには色々な視点で案件を見ていくことが大切になります。
そこで今回はその指標の一つであるプライバシーポリシーについて説明していきたいと思います。
ネット副業におけるプライバシーポリシーはまた他の業種とは違った見方、判断が必要ですのでここで覚えていってください。
プライバシーポリシーとは
そもそものプライバシーポリシーの意味合いは、企業が得た個人情報の利用目的、管理方法などを文章にして公表したものになります。
これらは法律で定められているわけではありませんが企業の義務として定められているんです。
そしてこの義務を放棄していると結局のところ個人情報保護法違反になる。というなんともややこしいものです。
記載すべき内容
一般的にプライバシーポリシーに記載するべき内容は以下の通りになります。
- 基本方針
- 定義
- 取得方法
- 利用目的
- 管理方法
- 第三者提供について
- 個人データの開示について
- 個人情報に関しての連絡先
まず記載されていない。ということは論外です。先ほど申し上げた通り義務であり法律違反ではありますが、本人から請求があった場合これに対処しないことは個人情報保護法違反になります。
小難しく考えず、企業が絶対に文章にして公開しなくてはいけないもの。と捉えてもらって問題ありません。
ネット副業においてなぜ重要なのか
プライバシーポリシーがどういうものなのかご理解いただけたところで、ネット副業においてこのプライバシーポリシーがなぜ重要なのか。について説明していきたいと思います。
- 氏名
- 電話番号
- 住所
- メールアドレス
- LINEアカウント
- 口座番号
これらがネット副業において収集される主な情報になりますが、悪質な案件に登録してしまった場合に明らかな詐欺に可能性が非常に高くなります。
LINEアカウントが個人情報になるのかどうかは別な問題として、次から次へと承諾していない情報がどんどん送られてくることもあります。
中には確実に詐欺といえるメールが届く場合もあります。
最近ではAmazonのなりすましなどに詐欺被害などが話題になっていました。
勝手に第三者(悪徳業者)に個人情報を提供されてこういった確実な詐欺に誘導されてしまう可能性があります。
プライバシーポリシーの表記、明記がされていないとこういった二次被害、三次被害を招く可能性も高くなってしまうんです。
普通に買い物をしていてそのメーカーの特商法やプライバシーポリシーを確認するなんてことしたことありませんが、ネットにおいてはこれがとても大切なんです。
プライバシーポリシーがしっかりと明記されているのか。中身におかしな点はないのか。これらを確認することは癖にしておいてもいいかもしれません。
プライバシーポリシーはどこで確認する?
え!確認したいけどどこにあるのかわかりません!そんな人も多いと思います。
プライバシーポリシーや特商法の大体はページ最下部に用意されていることはほとんどです。
ここになければ設置していない危険な案件である。と判断しても問題はありません。
中にはリンクだけ用意しておいて中身は空っぽ。なんてことも全然ありますのでしっかりとリンクを踏んで中身を確認するまでの作業がとても重要になります。
企業が安全かどうかも重要
ネット副業をするにおいて、中身がしっかりしているのかというのは言うまでもなく大切ですが、違う側面からも安心できる案件なのかどうかを確認することができます。
「企業がしっかりしているのか」という点にも注目してみると、良質な案件を探す手間が少し楽になりますね。